火を見つめると人の心はどこかに帰るらしい

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寝る前に揺れる炎を見つめるとよく眠れるという話を聞いた。

 

ネットで検索してみると、You Tubeにも癒やしの動画として数々の焚き火動画が上がっている。

パソコンやスマホで炎動画を見たところで、癒やされながらもブルーライトを正面から浴びてしまうので、そのへんと良質な睡眠との兼ね合いは一体どうなるのかという疑問はさておき、北海道旅行中はよくキャンプで焚き火をしていたが(正確には火を焚いていたのは弟)、たしかに連日爆睡であった。

 

 

炎やチラチラと光る木炭の燃えかすを見ていると、切ないような懐かしいような心を鷲掴みにされるような気持ちになるのはなぜだろう。

明日への希望とか反省とかじゃなく、もっとノスタルジーに溢れた温度感。

 

文明の発展は何はともあれ火から始まったわけであり、ほんの少し前まで火こそ夜の明かりだったのだから、人間の遺伝子レベルで刻まれた、郷愁に駆られるような何かがあるのだろう。

 

 

というわけで、緑に囲まれて火を見たいしお肉食べたいし爆睡したいしで、にわかにキャンプに目覚めているところである。

あと、テントは楽しいので今いちばん欲しい。

 

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